循環器科
循環器科 沿革
1991年11月 | さくら病院開院 冠動脈造影開始 |
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1999年05月 | 経橈骨動脈法(注1) 開始 |
1999年07月 | 愛知県よりPTCA(注2) 施行施設認可を取得 PTCA開始 |
2000年03月 | 社団法人日本循環器学会より 循環器専門医研修関連施設(注3) 認可を取得 |
2003年11月 | 累積手術(血管内手術(注4) および恒久ペースメーカー(注5) 植え込み手術)件数250例に達する |
<注釈>
- (1) 経橈骨動脈法:
- 手首の動脈に管をいれて、心臓の検査および手術をすること。他の動脈を使用する場合より患者さんは楽であり、日帰り検査、手術が可能である。
- (2) PTCA:
- 和名は経皮的冠動脈形成術。狭くなったり、つまった心臓の血管を風船手術で拡張する手術。
- (3) 循環器専門研修関連施設:
- 日本循環器学会が循環器専門医の臨床研修のため、研修の指導を依頼する診療施設として指定した病院施設。
愛知県下では、現時点で16の病院が指定をうけている。
- (4) 血管内手術:
- 狭くなったり、つまった心臓の血管、透析に使用する血管、足につながる血管を風船で拡張する手術、硬くなった心臓の弁を風船で拡げる手術、
血栓をとりこむ装置を血管に留置する手術等の総称。
- (5) 恒久ペースメーカー:
- 心臓を刺激する器械を植え込む手術。
心臓病
心臓は自動車で言えばエンジンに相当する臓器であり、人間が生きていく上で体の中で一番重要なものです。
典型的には心臓に異常が起きますと胸にまつわる症状がでるのですが、心臓は全身に血液(酸素)を送り込んでいますので体のあらゆる部位、臓器に関した症状がでます。
以下に症状を列記します。
めまい、顔がはれる、首が太くなる、意識がなくなる、喋りにくくなる、頭がぼーっとする、歯痛、頭痛、
動悸、息切れ、胸痛、胸が圧迫される、咳がでる、腕が痛い、肩が痛い、手がしびれる、
胃痛、腹痛、胸焼け、背部痛、足がはれる、足が重い、足が痛い、足が冷える、ふらつく、
無症状(症状があっても気がついていない人も含む)
動悸、息切れ、胸痛、胸が圧迫される、咳がでる、腕が痛い、肩が痛い、手がしびれる、
胃痛、腹痛、胸焼け、背部痛、足がはれる、足が重い、足が痛い、足が冷える、ふらつく、
無症状(症状があっても気がついていない人も含む)
治療としては、運動療法、食事療法、リハビリテーション、薬物療法(薬を飲む、注射)、手術(狭くなったり、詰まった血管を風船でひろげる手術、ペースメーカー植え込み術など)があり、すべて当院で行なっています。
「心臓病」というと怖いというイメージがありますが、検査および治療をせずに放っておく事の方が怖いという事と、「心臓病」にかかっていても無症状の人がいるということを強調しておきます。
<無症状であるからといって心臓の検査および治療をしなくてもよい訳ではありません。>