血管外科

腹部大動脈瘤

お腹の大動脈が4cm以上に膨らんで破裂すると死亡する病気です。ほとんどの場合、無症状で稀にやせている人はお腹に動脈の拍動を触れる場合もあります。
CTなどで偶然発見される場合が多いので、知らないうちに破裂する場合もあります。
治療はY字型の人工血管を移植します。破裂してからの手術では手遅れのことが多く25%の人が運良く助かるのみです。

動脈閉塞

慢性につまる場合と急激につまる場合があります。

  1. 急性閉塞は突然に下肢痛を生じ色が悪くなります。
    緊急の処置、検査、治療が必要なのですぐに受診してください。
  2. 慢性閉塞は下肢、足趾の冷感、歩行による下肢のしびれ、疼痛が主な症状です。
    日常生活上困る場合は動脈のつまった部位のバイパス手術を行なうと歩けるようになります。
  3. 重症下肢虚血は足趾がくさって痛くて我慢できなくなります。
    但し糖尿病がひどいと痛みを感じなくなるのでやっかいです。
    バイパス手術を行なわないと下肢切断が必要になります。

下肢静脈瘤

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